ED治療は保険適用される?適用条件や対象のED治療薬について解説!
亀田メディカルセンターでは男性不妊外来を開設しております。
泌尿器科専門医・指導医、生殖医療専門医の小宮顕部長が担当します。
当院のもご参照ください。
スピードED診療 オンライン問診 | 男性不妊の恵比寿つじクリニック
お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。
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ED治療は保険適用で受けられる?条件や自己負担の費用相場を解説
お子さんを望んで妊活をされているご夫婦のためのブログです。妊娠・タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などに関して、当院の成績と論文を参考に掲載しています。内容が難しい部分もありますが、どうぞご容赦ください。
令和2年9月16日の「不妊治療への保険適用を実現する」とする閣議決定を経て2022年4月から日本生殖医学会が作成した生殖医療ガイドラインにて推奨レベル「推奨度A」と「推奨度B」に分類されている「一般不妊治療全般」と「生殖補助医療」に対して健康保険が適用されるようになりました。
タイミング法においてED治療薬の使用は「推奨度A」であるためバイアグラ錠、バイアグラODフィルム、シアリス錠が不妊治療に限り健康保険となっています。
不妊治療を受けたことがない方は不妊治療の病院を受診し、不妊の ..
不妊治療目的でない方や、保険適用の条件を満たさない方は、ぜひフィットクリニックにご相談ください。
ED治療薬を保険適用で処方を受けるには様々な条件を定めています。詳しくは以下をご参照下さい。
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シアリスはバイアグラやレビトラと比較して使用継続時間が長いことが特徴です。 不妊症治療を行う中でのED症に対するアドバイス
保険適用される「一般不妊治療全般」と「生殖補助医療」については以下を参照下さい。
勃起障害と不妊症の保険診療についてのまとめ
PDE5iは比較的安全な薬で、すでに我が国において長期的な使用実績がありますが、勃起障害に対しては自費診療となっていました。2022年の生殖医療の保険適応拡大に伴って、不妊の男性因子として勃起障害を有し一般不妊治療を専門診療機関の管理のもとおこなっている不妊カップルの男性パートナーに限り、経験のある泌尿器科医師が診断を行った場合、というような厳しい条件で認可されました。そのため、勃起障害を有する男性不妊でもまだまだ自費となってしまう場合も少なくない状況です。1回の受診で4錠までという制限もあります。奥様の治療内容をよく理解して、主治医の先生と相談しながらPDE5iの使用を検討していただく必要があります。
男性不妊症・性機能外来では専門医による診断・治療を行います。 不妊症に対しては生殖 ..
・バイアグラ錠®25mg、同錠50mg、同ODフィルム25mg及び同ODフィルム50mg並びにシアリス錠®5mg、同錠10mg及び同錠20mg処方に際しての留意事項について:
これらが、保険適用の対象となるのは、勃起不全(勃起障害)による男性不妊の治療を目的として一般不妊治療におけるタイミング法において用いる場合です。
以下、1)から7)の全ての要件を満たした場合に保険診療となります。なお、本製剤は、投薬期間制限(14日間を限度とする)は適用されません。
1) 原則として泌尿器科について5年以上の経験がある医師がバイアグラ®やシアリス®といったホスホジエステラーゼ5阻害薬(PDE5i)の処方をする必要があります。これは、日本泌尿器科学会専門医相当以上の経験年数です。ただし、特別の理由(例えば、近隣に要件を満たす医師がおらず、投与可能な他の保険医療機関に患者を紹介できない等)がある場合には、一般不妊治療管理料を算定できる届出を行っている保険医療機関に限定して、投与しても差し支えないことになっています。つまり、これは実質不妊診療を専門的に行うことが可能な医療機関で処方されるということになります。
2) 他の医療機関において不妊症診療が行われている患者に対して、その保険医療機関から紹介を受けてPDE5iを処方する場合は、紹介元の施設と連携し、必要な情報共有を行える体制が必要です。
3) PDE5iの投与に際して、勃起障害に関するガイドラインの指針にそって勃起障害と診断された患者が対象となります。
4) PDE5iを投与される患者又はそのパートナーのいずれかが、これらの薬剤の投与日から遡って6か月以内に、一般不妊治療管理料又は生殖補助医療管理料に関連した医学的管理を受けていることが必要です。
5) PDE5iの投与にあたっては、その数量は、1回の診療につき、タイミング法における1周期分(1ヶ月分、排卵1回分)に限り、かつ、4錠以下です。
6) PDE5iを繰り返し投与する場合は、投与の継続期間は原則6か月間です。6か月を超えて投与を継続する場合は、継続の必要性を改めて検討し、必要と判断する必要があります。その継続期間は原則として初回投与から1年以内です。
7) PDE5iを保険診療において処方する場合、処方箋の備考欄に、保険診療である旨の記載が必要です。
なお、シアリスは、2022 年 4 月 1 日より「勃起不全による
その他、女性の年齢とは関係なく、男性側に不妊原因がある割合は、約33%とする報告があります。
◇乏精子症などの男性不妊や、男性更年期症状に対する新たな治療選択肢として、
ED治療している方の中には、このように疑問を持つ人がいるのではないでしょうか。結論から言うと、ED治療は、条件を満たすことで保険適用になります。
芝公園かみやまクリニック | 港区の体外受精・不妊治療・婦人科
2021年に公表された我が国の生殖医療ガイドラインにも勃起障害について記載があります。「勃起障害を伴う男性不妊症に対し、ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害薬は有効か?」という設問があります。答えは、「PDE5阻害薬は、勃起障害を伴う男性不妊症に対して有効である。」となっており、推奨されています。このガイドラインでは、シルデナフィルクエン酸塩とバルデナフィル塩酸塩、タダラフィルが同等の有効性をもつ薬剤として記載されています。
PDE5iは、前立腺肥大症においてタダラフィルを1日5mgで連日内服する治療が認可されているように、比較的安全性の高い薬剤です。PDE5iの主な副作用は、頭痛、ほてり、紅潮、鼻閉、消化不良であり、いずれも一過性で軽度とされています。特徴的なものとして、突然の視覚異常(非動脈炎性前部虚血性視神経症〔non-arteritic anterior ischemic optic neuropathy: NAION〕や、突発性難聴、持続勃起症が見られた場合は、専門医への受診を勧めることが必要です。
併用できない薬剤は、硝酸薬です。併用することにより全身の血管が拡張し急激な血圧低下を引き起こします。PDE5iと硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコラ ンジル等)とを一緒に飲むことにより血圧低下作用が増大し、血圧が大きく下がることがあります。PDE5i投与の前に、硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを十分確認し、PDE5i投与中及び投与後であっても硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤を使用しないように十分注意すること、死亡例を含む心筋梗塞等の重大な心血管系等の副作用が報告されていますので、PDE5i投与の前に、心血管系障害の有無等を十分確認すること、などが添付文書上、警告されています。
不妊治療と高度生殖医療(体外受精)を中心に、妊娠準備学級、不妊 ..
本記事では、ED治療が保険適用になる条件について解説します。治療費を抑えながら、継続的にED治療を検討したい方は参考にしてみてください。
不妊手術は母体保護法の対象になりますので、自由に行うことは出来ません ..
不妊治療を目的とするED治療の場合、保険適用になります。厚生労働省は2022年4月より、バイアグラ・バイアグラODフィルム・シアリスを保険適用の対象となるED治療薬として定めました。
シアリスは、内服後36時間まで有効性が認められています。(バイアグラやレビトラ ..
フィットクリニックでは、ジェネリック医薬品を取り扱っているため、保険適用外でも手に取りやすい価格でご提供しています。
不妊症』の方が増えてきているのも原因だと考えられています。 不妊症とは ..
バイアグラとシアリスが保険適用の対象になった理由は、日本生殖医学会のガイドラインにおける推奨度がレベルAとレベルBに該当していたからです。
不妊症は、女性側に原因がある「女性不妊」と男性側に原因がある「男性不妊」に大 ..
婚姻後に子作りをスタートすると、その時点で高齢出産となる夫婦の割合が増加していると言え、不妊となるリスクが高いことが分かります。
男性不妊|山下湘南夢クリニック(YSYC)|藤沢市の不妊治療/体外受精
勃起障害(あるいは勃起不全、erectile dysfunction: ED)は、本邦のED診療ガイドラインにおいて「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」と定義されています。我が国の全国調査では、男性不妊症の6.1%が勃起障害によるものとの結果が出ており、重要な疾患です。勃起障害に対してバイアグラ®やシアリス®といったホスホジエステラーゼ5阻害薬(PDE5i)が使用され、有効率は86.0%と高い結果でした。さらに、18%で妊娠が確認できたと報告されています。
つまり、不妊症診療において、勃起障害が原因となっている症例は少なくなく、PDE5iは不妊症治療として広く行われているとともに、妊娠に寄与しています。さらに、筆者の施設を2016年以降に受診し男性不妊症外来にて評価し1年以上経過した患者さん(平均年齢36歳)のうち、"SHIM"という勃起についての質問票に答えてもらい、勃起障害と判断された症例は41%に達していました。PDE5iで治療しないまでも潜在的に勃起障害を有する男性不妊症の症例はもっと多い可能性があります。
また、性機能障害がある場合には抗うつ薬や、勃起不全改善薬(バイアグラやシアリス)などを処方します。
レベルAは体外受精やEDなどの勃起障害を伴う男性不妊への薬物治療を目的としています。