眠気・体重増加の副作用があります。薬価(薬の値段)が高いです。
思春期では、月経不順や無月経、月経困難症などの月経関連症状が多く認められます。多くの方は初経後2年ほど経過してから月経痛が強くなりますが、月経をストレスと感じさせないようケアしていくことが大切です。しかし、「月経痛で登校できない」ことを主訴に婦人科を受診する方の中には、学校に馴染めない、いじめがある、受験が控えているなど、別の要因が隠れていることがあるため、意識して背景を探る必要があります(図2)。
無月経の場合は、背景に摂食障害が存在することがあるため、必ず体重の増減がないかを確認します。思春期はスポーツを活発に行っている世代であり、利用可能エネルギーが不足することにより無月経になり、骨粗鬆症予備群となっていることもあります。「女性アスリートのヘルスケアに関する管理指針」4)などを参照しながら、どのような学校生活を送っているか把握することが大切です。
そのほか、入学試験などのために月経を移動させる必要があり婦人科を受診される方もいます。また、最近積極的な勧奨が再開されたヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種も重要です。症例数としては少ないものの、月経がはじまったことをきっかけに性別の違和感を持つ方もいるため、精神科との連携も必要です。
思春期の患者さんは、母親に連れられて来院されることが多くあります。その結果、問診に対してもご本人に代わって母親が答えてしまい、なかなか直接話を聴けないことが少なくありません。
診察の部屋を変更するなど、ご本人から直接聴き取りができるよう工夫して、本当に困っていることや治療に対する希望など、ご本人の気持ちや考えを聴いたうえで治療することが重要です。
[ルボックス・デプロメール]副作用が少ない薬です。効果がゆるやかです。
急に薬の服用をやめてしまうと、強く副作用があらわれることがあります。
ですので、症状が改善してからもしばらく服用を続けていただき、少しずつ段階的に飲む薬の量を減らしていきます。
*抗コリン作用(アセチルコリンの働きを抑えることで出現する副作用)
レクサプロは、セロトニンを増加させる作用にしぼったお薬になります。
女性のライフステージは、おおまかに思春期(10~18歳ころ)、性成熟期(18~45歳ころ)、更年期(45~55歳ころ)、老年期に分けられ、それぞれで起こりやすい病気があります(図1)1-3)。そのため、思春期から老年期まで、継続的に産婦人科での心身のケアが必要とされます。
初めての月経(初経)の後は、子宮や卵巣の成熟に伴い、エストロゲンの分泌量が増加し、妊娠や出産に向けての準備が整っていきます。このため、思春期(10~18歳ころ)では卵巣の機能が完成するまで、月経不順や無月経、月経困難症などの月経関連症状が多く認められます。最近では、月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)の認知度も高まってきました。
性成熟期(18~45歳ころ)は、エストロゲンの分泌量が多くなり、妊娠・出産を意識する世代です。思春期と同様に月経関連症状が多くみられますが、子宮内膜症や卵巣嚢腫、子宮頸がんなどの器質的疾患も認められます。
更年期(45~55歳ころ)はエストロゲンの分泌量が急激に減少するため、体内のホルモンバランスが激変し、心身ともに体調を崩しやすい世代です。血管運動神経症状、身体症状、精神症状など、多岐にわたる症状がみられます。症状には個人差があり、その程度も軽症から重症までさまざまですが、日常生活に支障がある場合は「更年期障害」とよばれます。
老年期ではエストロゲンの分泌が乏しくなり、老人性膣炎や骨盤臓器脱など婦人科関連の症状がみられるほか、骨粗鬆症や動脈硬化などの疾患なども多く認められます。
レクサプロは副作用が少ないため、治療に必要な量まで早く増量できるという特徴があります。
レクサプロの特徴としては、効果と副作用のバランスが良いことがあげられます。
副作用が強く、薬を飲み続けるのが困難な場合は医師にご相談ください。
患者様によって、薬の効果よりも先に副作用があらわれる場合があります。
ただ、副作用は効果があらわれる前ぶれですので、そこで薬の服用を中断しないようにしてください。(副作用は長くても2週間程度で収まる場合が多いです。)
※抗うつ剤のその他の副作用について知りたい方は、『』をお読みください。
便秘に関しては、食生活や水分摂取量の見直しや運動などを心がけてもらいます。それでも改善がない場合は下剤や整腸剤の投薬を検討します。
便秘に関しては、食生活や水分摂取量の見直しや運動などを心がけてもらいます。それでも改善がない場合は下剤や整腸剤の投薬を検討します。
抗精神薬を飲むと、プロラクチンというホルモンが多くなり生理不順・生理がこない・おっぱい
痙攣・セロトニン症候群※1・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)※2・QT延長・心室頻拍(torsades depointes含む)・倦怠感・異常感・発疹・湿疹・悪寒・頭痛・傾眠・浮動性めまい・あくび・睡眠障害(不眠)・異常夢(悪夢含む)・アカシジア・悪心・口渇(口の渇き)・味覚障害・腹部不快感・下痢・動悸・精神運動不穏・RBC・Ht・Hb減少・肝障害(肝機能異常)※3・排尿困難(尿が出にくい)・頻尿・耳鳴り・多汗症・回転性めまい・血小板増加、血小板減少など
当院では主に「レクサプロ」を使用しており、排卵の時期から月経開始頃までの約2週間服用して頂くことが多いです。 3) 漢方薬
またレクサプロは、です。とはいえ、長い間服用していた方は少しずつ減量していく必要があります。
レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
副作用の程度は患者様によって大きく変わりますので、副作用が強くあらわれる場合は、医師にご相談ください。
抗うつ薬のレクサプロを服用することで生理不順の副作用がでることはありますか? その際、担当の先生に報告した方がよいのでしょうか…
ツイッターやブログではレクサプロを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。
うつ | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修
その他に、たくさんの相互作用に注意する薬があります。最近まで飲んでいた薬や、現在飲んでいる薬は必ず医師に申告し、指示に従いましょう。また、薬の副作用の発現、既往歴、アレルギーの有無について伝えておくと安心でしょう。
【レクサプロ生理】に関する医師への相談をご紹介。【レクサプロ ..
*抗ヒスタミン作用(H1受容体拮抗作用)による副作用
・45歳以上 & 月経不順 or 無月経といったことが多い ・PMS/PMDDでは月経が規則的 ..
*抗ヒスタミン作用(H1受容体拮抗作用)による副作用
レクサプロ · Pick Up; 女性のライフステージとメンタルヘルス ライフステージ ..
レクサプロの服用と副作用・感想など
副作用は評判どおりの吐き気と眠気
無月経 → 体重減少? 摂食障害?
けれど、基本的に抗うつ剤は長い付き合いになるお薬です。副作用の悩みが大きいと飲み続けていくのは大変です。
主な副作用は以下の通りです。
抗うつ薬はセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質量を一時的に増やす効果があると前述しましたが、その物質が消化器などの他の器官にも作用するため、副作用があらわれる可能性があるのです。
レクサプロは1日1回服用を続けることで、です。
性成熟期でも思春期と同様に月経関連症状が最も多くみられます。PMDDはささいな症状も含めるとほとんどの女性が感じており、そのうち社会生活困難を伴うPMSの頻度は5.4%、PMDDの頻度は1.2%と報告されています(欧米では2~4%)5)。PMSの治療として、「産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2020」5)では第1 選択治療にはカウンセリング・生活指導(症状日記、規則正しい生活と睡眠、アルコール制限)、エクササイズ・運動療法など、また低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬も推奨されています(各推奨レベルB、図3)。精神症状が主体の場合は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が推奨レベルBとして記載されていますが、産婦人科では処方に至らないことも多いため、精神症状が強い場合には精神科や心療内科への紹介を考慮します(推奨レベルC)。就労している方も多い中、月経前~月経中にかけて月の半分にわたり不調を感じる状態は、なかなか周囲の理解を得られにくく、休職を余儀なくされる方もいるため(図4)、産婦人科医が「かかりつけ」となり、月経のストレスを克服できるようにしていきたいと考えています。
また、子宮頸がん検診が推奨されている世代でもあり、パートナーとの関係で性感染症の治療やピルの処方が必要になることもあります。最近では、「プレコンセプションケア」の認知度も高まってきました。プレコンセプションケアとは、女性が妊娠する前から、改めて自身の健康意識を高めることと定義されており、婦人科における健康診断も行っていきたいと考えています。また、不妊症や不育症の治療で頻回な通院を行っても妊娠に至らず、不安やあせり、精神的なダメージを受けている女性も少なくないため、精神的なケアが求められます。さらに、周産期に至った場合はなお一層の精神的なケアが必要です。
性成熟期の患者さんの特徴としては、インターネットなどで心配ごとについて調べて相談に来られることが多くあります。特に、PMS、PMDDが疑われる方は精神科の受診歴がある方も少なくないため、精神科と連携して治療を行っていくことが重要であり、患者さんにもそのように伝えています。
副作用は三環系抗うつ薬と比べると強くはありません。
レクサプロの副作用として中心になるのは、セロトニンを刺激してしまうことでの副作用です。
*心血管系の副作用
レクサプロ服用始めてから、体重増加が凄い…3kg増加ですが、食欲も止まりません。
でも最近食べる量減らしたが、体重が上がってくばかり。これって副作用なんでしょうか…
★四環系抗うつ薬の副作用★
患者様の体質と薬の相性で、作用・副作用が出やすい・出にくいというのは変わります。
【主な副作用】
末梢血管の収縮を妨げる作用が出現することがあり、起立性低血圧(立ちくらみ)が出現することがあります。もともと起立性低血圧の傾向がある人、血圧が引くいい人、利尿剤を内服している人などは特に注意が必要です。
レクサプロの服用時期ごとに、注意点を見ていきましょう。
末梢血管の収縮を妨げる作用が出現することがあり、起立性低血圧(立ちくらみ)が出現することがあります。もともと起立性低血圧の傾向がある人、血圧が低い方、利尿剤を内服している人は特に注意が必要です。
頻脈(脈が速くなる)ことや心電図上、QT延長という所見が出現することで不整脈が発生することがあります。