コブラ「KING LTDx LSドライバー」(写真は10.5度)
コブラは、このメリットを享受するのはヘッドスピードが速いゴルファーだけであることを認めているが、もしあなたのヘッドスピードが速くて、初速アップするトレーニングをする気があるなら、この改良メリットを受ける可能性もあるだろう。
コブラ「LTDx」ハイブリッドの純正シャフトは「KBS PGI(50、60、70、80)」のカーボンシャフト。
見た目については「LTDxに比べて投影面積が少し大きめで、つかまりが良さそう」と堀口。中村も「LTDxよりシャローに感じますね」と、モデルごとの違いを感じたようだ。では、両者の試打結果の平均値と、インプレッションを見てみよう。
コブラでは、「LTDx」ワンレングスのハイブリッドに加え、女性に特化した「LTDx」もリリースした。ワンレングスは、コブラのワンレングスアイアンとスペックは同じ。また、フェアウェイウッド同様、女性専用モデルは、コブラのブラック/エルダーベリーの配色とロフト角が変わっていることが特徴となっている。
コブラ「LTDx LS」ドライバーは、9度と10.5度がラインナップしている。
『Lカップ』には明らかなメリットが2つある。1つは、シングルピースになっているためフェース下部がより反応しやすく、コブラによると17%以上もたわむ。より"たわむ”ということは、より"初速”が出るということだ。また、コブラの開発陣は、リーディングエッジの半径を15度まで増やすように変更。
【中村のLTDx MAXの試打結果】
HS45m/s キャリー249Y トータル266Y 打ち出し角13.5度 ボール初速66.1m/s スピン量3010rpm
コブラ「LTDx」ドライバーシリーズの価格は499ドル(ジュニアモデルは399ドル)。
フェアウェイウッドの『475ステンレススチールフェースインサート』に対して、「LTDx」ハイブリッドは、鍛造の『Lカップフェース』を採用している。これは、コブラの主力ハイブリッドとしては初の試みだ。このクラブを温存するのか、あるいは頻繁に使うのか。それはあなた次第だ。
中村も堀口と同様に「打感の柔らかさと寛容性の高さがすごい」という。「キャリーも出ますし、スピン量も非常に安定していました。やさしさと飛距離性能が両立されていますね」と評価した。
コブラ「LTDx」ドライバーに驚いた! 球が強くてミスにも強い!!
ネーミングがどんな意味を持つかは、ぼちぼち想像できると思うので、「LTDx」がシリーズの中の低スピンモデルであることは理解できるだろう。
【中村のLTDxの試打結果】
HS45m/s キャリー255Y トータル277Y 打ち出し角12.5度 ボール初速66.5m/s スピン量2274rpm
コブラ 2022 Cobra LTDx LS ドライバー Red メンズ 右用 Tensei AV Raw White 65 ..
またコブラは、女性に特化した「LTDx MAX」フェアウェイウッドもリリース。ロフト角は異なるが、形状、素材、テクノロジーはメンズの「LTDx MAX」と同じになっている。
コブラ LTDx シリーズはゴルファーのパフォーマンスを最大化。飛距離と精度を重視した設計。
コブラの主力ドライバーシリーズでは過去数回『T-Bar』シャーシを搭載している。このデザインにすることで、より軽量なカーボンファイバー・スカートがクラブを覆い、「SPEEDBACK」の形状を構成していた。
コブラ キング LTDx ドライバー3種を比較試打|新製品レポート
また、先に進む前に、もう一つ面白いことを伝えておきたい。コブラのワンレングスハイブリッドは、シャフトがスタンダードのハイブリッドよりも圧倒的に売れている。この根拠はないが、私の直感は次の通りだ。
コブラ キング LTDx シリーズのドライバー3機種を試打。 弾道測定器の打球データを比較しながら、その性能を検証しました。
堀口も「スッキリしていて構えやすいですね」と評価。では両者の試打結果の平均値と、インプレッションを見てみよう。
【これは正直ステルスより… 】コブラ新作LTD Xドライバー試打🏌️♂️忖度無し ..
コブラ「LTDx」フェアウェイウッドの純正シャフトは、軽量の「UST Helium Nanocore(高弾道、高スピン)」、「HZRDUS Smoke iM10(中弾道、中スピン)」、そして三菱「Tensei AVI RAW White(低弾道、低スピン)」が装着可能だ。
2022年ベストバイ!コブラの最高傑作の復活!Cobra LTDx
もう1つのモデルが、「LTDx MAX」フェアウェイウッドだ。ドローバイアスを重視したモデルで、アドレスでは、最も多いターゲット層に向けたニュートラルウエイトの「LTDx」と見た目がほぼ同じに見える。しかし、両モデルを裏返してみると、話はまた別だ。
FWで距離を稼ぎたい人に 2022年コブラ最新作「LTDx ..
この3番ウッドは、前作のコブラ「LTD」“ビッグツアーモデル”のシルエットを踏襲している。ハイロフトの「LTDx LS」の5番、7番はよりコンパクトなツアーデザインで、抜けをよくするため「バフラーレール」が搭載されている。そして、(私の造語である)「リッキーレール」といえば、コブラが他モデルの5番、7番でも採用しているものだ。
KING LTDx Gold/Black|コブラ|ドライバー
お伝えした通り、「LTDx LS」は「LTDx」3モデルの中で最も「空力特性」に優れており、トレーリングエッジが一番高く(最も「SPEEDBACK」に似ていないところ)、最もシャローフェースになっている。
コブラ1WKING LTDx Gold/Black SPEEDER NX for Cobra
実際、コブラはゴルファーの±10%を対象者としている。さらに、「LTDx LS」はソールに2つの「ウェイトポート」がある。1つはヒール、もう1つはトゥ側に。この2つのウエイト(12gと3g)は、弾道とショットを微調整する目的で交換可能だ。
コブラ『LTDx 』ドライバー【試打レビュー】 COBRA LTDx Driver
とはいえ、「LTDx LS」フェアウェイウッドは、スピン量が最も少なくボール初速は最高に速い。体積は162ccと最大でフェース高も31mmと最も高い。重量特性をとると、誰にでも合うクラブではない。
かなり強い球が打てる!コブラ2022年最新作「LTDx ドライバー」
「LTDx」は457ccだが、気にするほどアンダーサイズではない。コブラでは、この形状を“従来型”としているが、これは正しい表現だと思う。
Go to channel · 【これは正直ステルスより… 】コブラ新作LTD Xドライバー試打🏌️♂️忖度無し
【ドライバー】300ヤード超えのビッグドライブ!? コブラの2022年ドライバー KING「LTDx」「LTDx MAX」「LTDx LS」をプロが比較試打!【計測】【試打】
コブラ『LTDx』(2022年モデル)を関浩太郎プロが徹底試打検証!
つまり、コブラは“ホームラン競争”のようなものに勝つことに躍起になっていないということ。インパクト位置に関係なく、安定して速い設計にすることが目的なのだ。
コブラ KING LTD 10.5度 T 日通発送 通電確認 Netapp FAS
「見た目についてもほかの2モデルと違い少しディープですね。ウェート位置もフェース寄りでガラッと重心配分が変えられていることで、ワッグルしたときの感触も少し重く感じます」(堀口)
球が上がる!飛ばせる!コブラ2022年最新作「LTDx アイアン」
まず3モデルに共通しているのが、スチール、チタン、アルミの複数素材を用いたウェートをヘッド内部のフェース下部寄りの位置に配置した「パワーコア・テクノロジー」によって低スピン・高初速性能を両立。加えて、ソールにもモデルごとに異なる位置にウェートが配置されており、それぞれ性格付けがなされている。
今回はクラブフィッターの小倉勇人さんにコブラの2022年最新作「LTDxシリーズ」のアイアンについて解説していただきました。
コブラによれば、「LTDx LS」のMOIは4,300程度。これはピンの「G425 MAX」の類には遠く及ばないが、前重心、低スピンということを考えれば、ひどいとは言えない。普通は仕方ないことだし、正真正銘の低スピン部門においては「寛容性」は犠牲となるのだ。
今回はクラブフィッターの小倉勇人さんにコブラの2022年最新作「LTDxシリーズ」のユーティリティについて解説していただきました。
『H.O.T. Face(高度に最適化されたトポロジー)』は、精密に調整された初速の一貫性を保つイテクノロジー。コブラの以前のフェーステクノロジーである「E9」は、ゴルファーの典型的な(ローヒールからハイトゥにかけた)楕円形のインパクトパターンに基づき開発された「バリアブルフェース」だった。