併用禁忌の薬はありませんが、他の糖尿病の薬との併用は低血糖になる可能性があります。医師の指示に従いましょう。 解説
リベルサス・ビクトーザともに同じGLP-1受容体作動薬になります。
同じGLP-1受容体作動薬を併用することはせず、より効果を求める場合にはどちらか一方の薬の容量を増やす(もしくはオゼンピックへの切替)のが現時点での私の考えです。
併用禁忌の薬はありませんが、他の糖尿病の薬との併用は低血糖になる可能性があります。 医師の指示に従いましょう。 2024年7月29日
>担当先生からGLP-1(ビクトーザ)を勧められ,現在2/14よりリベルタス3mgとビクトーザ0.9mgを服用,接種を朝一空腹時に同時に服用,接種して60分飲食して降りませんが同時に服用接種しても大丈夫なんでしょうか?
現在リベルサス7mg+ビクトーザ0.9mgです。担当先生は軽運動で食事制限は掛けてね。と言われただけで服用接種時間の説明はありませんでした。リベルサスは6〜7時間で効能が切れると書いてありましたので,個人的考えで例えば朝一リベルサス7mg。お昼にビクトーザ0.9mgを分けて服用接種する事は可能なのでしょうか。
糖尿病治療薬は今回のリベルサスの他、ぞくぞくと新薬が登場しています。これまで治療に難渋していた患者さんも生活面でのサポートを行いながら、適切な治療法を行えば血糖コントロールが可能になるケースが確実に増えてきています。
第522回福山地区内科会学術講演会 2024年2月27日 が開催され
GLP-1受容体作動薬は胃腸障害の割合が比較的多い薬剤です。注射薬のセマグルチド(オゼンピック)でも大きな懸念事項でしたが、経口薬のリベルサスでも当然のこの副作用が比較的多く出現します。
こんにちは、投稿をご覧頂きありがとうございます。
バセドウ病のコントロールが出来ており甲状腺の働きが正常に回復しているようでしたら、リベルサスの服用は可能です。
(逆に甲状腺の働きが正常でない場合はリベルサスの服用はお勧めしません。まずは甲状腺の治療を優先してください。)
併用注意, 糖尿病用薬 (ビグアナイド系薬剤 等) (233)
そんなことは決してありません。
過去に紹介した同じ薬の注射薬(オゼンピック)のがさらに強力です。
また週1回の注射薬は好きな時間に打てばOK。
毎日起床時に服用しその後30分飲食禁止が必要なリベルサスは、飲む人を選ぶ薬だと思います。
世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬、リベルサス®錠の誕生により、2型糖尿病治療における選択肢の幅が広がりました。日本人の2型糖尿病がある方を対象に、DPP […]
[PDF] 糖尿病治療薬 効能効果 併用確認シート(添付文書)
世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠の処方を開始する際の説明のポイントや服用されている方をどのようにフォローしているか、また消化器症状を […]
ただダイエット目的での安易なリベルサスの服用自体は、私自身はお勧めはしていません。
「GLP-1ダイエット」と評して美容系クリニックを中心にリベルサスによる減量治療が昨今すすめられておりますが、その風潮を糖尿病専門医としてはやや危惧しています。
投稿でも紹介した通り減量効果は間違いないお薬ではありますが、糖尿病でない方への使用については安全性への懸念がある為です。
糖尿病治療薬「テネリア(テネリグリプチン)」選択的DPP-4阻害薬
非肥満あるいは高齢者(インスリン分泌低下型)には、
1.DPP-4阻害薬
併用するならメトホルミン、SGLT2阻害薬、イメグリミンのいずれかで順番はどれでもよい。
インスリン需要を減らす薬剤は2種類。
インスリン節減系/排泄系薬 ・・・メトホルミン、αGI、SGLT2阻害薬
インスリン抵抗性改善薬 ・・・ピオグリタゾン
メトホルミンはグルカゴンの作用を阻害して糖新生を抑制する。インスリンの肩代わりをしているのでありインスリン分泌量を低下させる節減系。
また消化管にグルコースを排泄促進することも判明している。
ピオグリタゾンはPPARγを介して効果を発揮するが、デメリットも多く最近は使用されない。(浮腫、膀胱癌)
イメグリミンは、糖代謝や糖新生を抑制する。→酸化ストレスの発症を抑制する→結果としてインスリン抵抗性を改善する。
いつもお世話になっております。 2型糖尿病の薬、リベルサスについてですが、外来患者さんに投与した場合、コメントが必要でしょうか?
飲水量と、服用後の飲食についても注意が必要です。次の表は健康男性被験者を対象に1日1回リベルサス10mgを10日間反復経口投与したときの血中濃度を投与後絶食時間、飲水量別に表にしました。
ジャヌビア、グラクティブ、エクア、ネシーナ、トラゼンタ、テネリア、スイニー、オングリザ、ザファテック、マリゼブ ..
症例2)70歳代女性
糖尿病歴18年、BMI23.9 、慢性膀胱炎のためSGLT2は使えない。グリメピリド1mgとエクメット®併用投与中。
イメグリミンを追加したところ、体重は半年で−1.5kg、HbA1cは6.8%に低下した。グリメピリドは0.5mgに減薬した。
症例3)50歳代男性
SGLT2、グリメピリド、メトホルミン、DPP-4阻害薬を投与中に亀頭炎発症しSGLT2は中止となった。
→SGLT2をイメグリミンに切り替えて経過は良好であった。
[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
以上から症例1に最適な治療を再考すると、
高齢者、非肥満、のDPP-4阻害薬とメトホルミンの併用患者のHbA1C8.4%の症例に何を追加するか。
少量のSU薬だと低血糖リスクがある。 イメグリミンなら低血糖のリスクはない。体重も減少しない。
よって、 エクメット® + ツイミーグ®
を演者は推奨された。
ジャヌビア®、 グラクティブ®、 エクア®、 オングリザ®、 テネリア® ..
GLP-1受容体作動薬は注射薬であり、現在国内外で販売されている薬剤では1日1~2回の自己注射による投与が必要となります。
体重減少作用を認めることが利点の一つです。
血糖降下作用はDPP-4阻害薬と比べて強いことが報告されています。
リベルサスとDPP-4阻害薬を併用しちゃダメなの?
糖尿病治療薬ですので(頻度は少ないものの)低血糖の危険性があります。
また先日リベルサスを含めたGLP-1受動態作動薬による胆道系疾患が重大な副作用に含まれました。(リンク先は以下の通りです。)
保険外併用療養費
デュラグルチドとDPP-4阻害剤を併用した臨床試験は実施されておらず、安全性、有効性は検討されていません(2017年9月時点)。
[PDF] DPP-4阻害薬と併用可能な薬剤
デュラグルチドとジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害剤はいずれもグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を介した血糖降下作用を有していますので、併用した場合に保険償還の請求が通らないケースがあるようです。併用した場合に保険償還の請求が通るか否かについては地域の支払基金にお問い合わせください。
テネリアは従来の糖尿病治療薬とは作用機序が異なるため、インスリン注射薬などほとんどの糖尿病治療薬と併用できます。 また、血糖に依存して緩やかに作用するため、低血糖を起こしにくいという特徴もあります。
医療者の考えとして「治療による有用性」と「その薬の副作用」を天秤にかけて前者が上回ると判断した場合にその治療選択を患者さんにおすすめします。
糖尿病患者さんであれば「治療の有用性」が大きいのですが、糖尿病ではない方となるとそれが小さくなるため、どうしても慎重にならざるを得ません。
もしリベルサスの服用を行うのであれば副作用の確認ができる医療機関での治療をお勧めします。
【Q】リベルサス錠とDPP-4阻害薬の併用について
Q.DPP-4阻害剤とトルリシティ(デュラグルチド)の併用は可能か?併用する場合の注意点は?
A.デュラグルチドとDPP-4阻害剤を併用した臨床試験は実施されておらず、安全性、有効性は検討されていません。デュラグルチドとDPP-4阻害剤を併用する場合、デュラグルチドの血中濃度がデュラグルチド単独投与時に比べて高くなると考えられますので、低血糖や胃腸障害を含む副作用の発現に十分ご注意ください。
GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬を併用しちゃダメ?
リベルサスの添付文書には、「本剤とDPP-4阻害剤はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用を有している。両剤を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていない。」と記載されている。
リリーのホームページには、以下のような記載がみられる。
リベルサス錠3mgとの飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止 ..
GLP-1受容体作動薬:バイエッタ、ビクトーザ、リキスミア、ビデュリオン、トルリシティ、オゼンピック、リベルサス
と、
DPP-4阻害薬:ジャヌビア/グラクティブ、エクア、スイニー、テネリア、ネシーナ、トラゼンタ、オングリザ、ザファテック
の併用は、併用禁忌ではないが、保険請求上査定される恐れがある。
GLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬が、心血管疾患の発症リスクを低減することが示されました。 これらの薬剤を併用することで、2型糖尿病患者における心血管イベントの発生率が有意に減少することが確認されており、今後の治療の展開に期待が寄せられています。
ただリベルサスの服用自体の私の考え方に違いはありません。
糖尿病以外の方に敢えて私がお勧めする場合としては、高度の肥満による身体/日常生活の影響が強い場合(例:歩行ができない、睡眠時の無呼吸、支える膝が悲鳴をあげている、高血圧などの生活習慣病の合併)があります。
医療用医薬品 : リベルサス (相互作用情報)
テネリアなど糖尿病治療薬を服用している場合でも、食事療法や運動療法は継続してください。薬を飲んでいるからといって暴飲暴食したり運動をしなくなったりすると、血糖値が上昇するおそれがあります。
食事療法や運動療法で血糖値が改善すれば、薬による治療が不要になる可能性もあります。無理のない範囲で良いので、食事療法と運動療法は継続してください。