[PDF] リベルサス錠に関する費用対効果評価 [第 1.0 版]
日本語
主要評価項目は、経口セマグルチド14mgの初回処方日から24週間後のHbA1cの変化とした。副次的評価項目は、体重、体格指数(BMI)、血圧、肝機能酵素、腎機能、尿中アルブミン排泄率(UACR)、脂質プロファイル、尿酸値などの24週にわたる変化とした。加えて、12週後のHbA1c、HbA1c
リベルサス錠7mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
日本語
有害事象としては消化器症状が10.6%で最多であり、その内訳としては悪心が7.6%で最も多かった。しかし、重症度としては軽症から中等症であり、経口セマグルチドの中止を要する重篤な副作用の発生は認めなかった。
日本語
ⅰ)1型糖尿病、ⅱ)インスリン治療中の患者、ⅲ)経口セマグルチド3mg導入前の3カ月以内にGLP-1受容体作動薬による治療を受けていた者、ⅳ)過去6カ月以内に重症ケトーシス、糖尿病性昏睡の既往がある者、ⅴ)妊娠または妊娠の可能性のある女性、および授乳中の者、ⅵ)その他の特定の機序、疾患による糖尿病が疑われる者、ⅶ)ステロイド投与中、ⅷ)悪性腫瘍がある、ⅸ)重症感染症、重篤な外傷がある、ⅹ)主治医が判断した試験参加資格のないもの。
新規血糖降下薬として経口セマグルチド (®リベルサス)が2021年2月より発売されています。血糖低下作用に
日本語
・除外基準
以下のいずれかに該当する患者は本研究の対象外とする。
1.1 型糖尿病
2.アルコール多飲者( 純アルコール摂取量が男性で60g/day 以上、女性で30g/day 以上)
3.認知症を患っている患者
4.データ収集対象期間中に妊娠した患者
5. Index dateの前後12週間に血糖マネジメント目的に1週間以上の入院を要した患者
6.主治医がアドヒアランス不良であると判断した患者
7. 他院でリベルサスが開始された患者
8. その他、担当医師が、本研究の参加に不適当と判断した患者
日本語
DPP-4阻害薬から経口リベルサス3mgへ切り替え後、3カ月以上内服継続し、内服アドヒアランス良好で、消化器症状等の副作用を認めず、忍容性があることを確認できた症例である。研究概要を説明し、同意を得られた症例では、3カ月毎にHbA1cを測定し、7.0%未満を目標として適宜経口セマグルチドを7mg、14mgと3カ月毎に増量した。経口セマグルチド14mgまで増量が必要となり、HbA1c 7.0%未満を達成できなかった群。
当社が実施した日本人を対象にした臨床試験の結果(内臓脂肪、腹囲、安全性に関するデータ)は、当社「アライ」ブランドサイトでご覧いただけます。
日本語
以下に示す基準を全て満たす者を対象とする。
1.2023年4月20日までに当院糖尿病・代謝・内分泌センターでリベルサス14mgを過去1回でも処方されたことがある糖尿病患者
2. 研究開始時 (倫理委員会承認時) において、18 歳以上の患者
日本語
DPP-4阻害薬から経口リベルサス3mgへ切り替え後、3カ月以上内服継続し、内服アドヒアランス良好で、消化器症状等の副作用を認めず、忍容性があることを確認できた症例である。研究概要を説明し、同意を得られた症例では、3カ月毎にHbA1cを測定し、7.0%未満を目標として適宜経口セマグルチドを7mg、14mgと3カ月毎に増量した。経口セマグルチド14mgまで増量が必要となり、HbA1c 7.0%未満を達成できた群。
日本人2型糖尿病患者を対象とした、経口糖尿病薬併用、デュラグルチドとの比較検討試験
日本語
下記項目の値または変化量・変化率
・主要血液検査項目
・その他の一般血液検査マーカー
・バイタルサイン
・体重、BMI
HbA1c7%未満の達成率
リベルサス3mg開始から14mg開始までに要した期間
リベルサス14mgへ増量した理由に関するアンケート結果
日本語
経口GLP-1受容体作動薬、リベルサスを使用した患者のReal world dataを活用し、有効性及びその安全性を検討すること
注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ
次の試験は、海外でのデータではありますが、メトホルミンを90日以上使用している血糖コントロール不良患者に対して、エンパグリフロジン(ジャディアンス®)25㎎とリベルサス®14㎎を比較した試験です。
試験、4221 試験及び 4257 試験)のデザインの特徴については、個々の治験総括報告書
この試験では、日本人を含むSU薬単独、または、SU薬+メトホルミンで治療されている血糖コントロール不良患者に対して、シタグリプチン(グラクティブ®、ジャヌビア®)100㎎と各投与量のリベルサス®を比較した試験です。
治験薬による治療の開始、治療の早期中止、糖尿病治療薬の追加投与の有無にかかわらず用いられ
さらに、お互いの維持量(トルリシティ®0.75㎎ VS リベルサス®7㎎)では、血糖降下作用は同等であり、体重はより減少する効果を認めるリベルサス®、中長期的にもメリットを見いだせるかもしれません。また以下の通り、薬価比較でも感じるメリットが強くなるでしょう。
セマグルチドの1日25mg以上への増量を支持:PIONEER PLUS
さて、前回はリベルサス®の特徴、注意点、展望などをご紹介しましたが、今回はリベルサス®で行われた臨床試験結果をご紹介したいと思います。
2型糖尿病のある成人を対象としたPIONEER REAL調査において
世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬、リベルサス®錠の誕生により、2型糖尿病治療における選択肢の幅が広がりました。日本人の2型糖尿病がある方を対象に、DPP […]
[PDF] セマグルチド(リベルサス錠)に関する公的分析の結果 [第 1.10 版]
世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠の処方を開始する際の説明のポイントや服用されている方をどのようにフォローしているか、また消化器症状を […]
世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬 リベルサス錠について
7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)
7.1 本剤の吸収は胃の内容物により低下することから、本剤は、1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL 以下)とともに3mg錠、7mg錠又は14mg錠を1錠服用すること。また、服用時及び服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けること。分割・粉砕及びかみ砕いて服用してはならない。[電子添文16.2.1-16.2.3参照]
[PDF] 経口セマグルチドの血糖改善効果及び体重への影響について
体重のベースラインから投与後26週までの変化量は、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®7mg群及び14mg群で有意に低下し(それぞれp=0.0023*、p<0.0001*)、3mg群では有意差はなかった(p=0.2632*)。
・認定試験 · ・更新 · ・よくある質問 · ・認定薬剤師名簿 · 履修薬剤師 ..
7点血糖値プロファイルの平均のベースラインから投与後26週までの変化量のリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群とデュラグルチド0.75mg群のETDはそれぞれ13.3mg/dL(95%CI[4.1;22.4]、p=0.0044*)、–2.9mg/dL(95%CI[–12.2;6.3]、p=0.5345*)、–12.4mg/dL(95%CI[–21.6;–3.1]、p=0.0086*)であり、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®14mg群で有意な低下を示した。また、リベルサス®7mg群とデュラグルチド0.75mg群に有意差はなかった。一方、リベルサス®3mg群の変化量は、デュラグルチド0.75mg群と比較して有意に小さかった。
食後血糖増加量のベースラインから投与後26週までの変化量のリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群とデュラグルチド0.75mg群のETDはそれぞれ–0.2mg/dL(95%CI[–9.0;8.6]、p=0.9667*)、–16.6mg/dL(95%CI[–25.4;–7.8]、p=0.0002*)、–9.4mg/dL(95%CI[–18.1;–0.7]、p=0.0348*)であり、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®7mg群、14mg群で有意な低下を示した。一方、リベルサス®3mg群とデュラグルチド0.75mg群に有意差はなかった。
リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について
空腹時血糖値のベースラインから投与後26週のリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群とデュラグルチド0.75mg群のETDはそれぞれ12.2mg/dL(95%CI[4.5;19.9]、p=0.0019*)、–2.4mg/dL(95%CI[–10.2;5.3]、p=0.5398*)、–10.5mg/dL(95%CI[–18.1;–2.9]、p=0.0070*)であり、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®14mg群で有意に低下した。また、リベルサス®7mg群とデュラグルチド0.75mg群に有意差はなかった。一方、リベルサス®3mg群の変化量は、デュラグルチド0.75mg群と比較して有意に小さかった。
ベースラインの空腹時血糖値は、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ161.9mg/dL、165.3mg/dL、168.5mg/dL、デュラグルチド0.75mg群で171.1mg/dLであった。投与後26週までの空腹時血糖値の変化量はリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ–24.7mg/dL、–39.3mg/dL、–47.4mg/dL、デュラグルチド0.75mg群で–36.9mg/dLであった。
お薬通販部|最安値で個人輸入代行サービス|海外医薬品通販サイト
HbA1cのベースラインから投与後26週までの変化量のリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群とデュラグルチド0.75mg群のETDはそれぞれ0.4%(95%CI[0.1;0.7]、p=0.0026*)、–0.1%(95%CI[–0.4;0.1]、p=0.2710*)、–0.4%(95%CI[–0.7;–0.2]、p=0.0006*)であり、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®14mg群で有意に低下した。また、リベルサス®7mg群とデュラグルチド0.75mg群に有意差はなかった。一方、リベルサス®3mg群の変化量はデュラグルチド0.75mg群と比較して有意に小さかった。
ベースラインのHbA1cは、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ8.2%、8.3%、8.4%、デュラグルチド0.75mg群で8.4%であった。投与後26週までのHbA1c変化量はリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ–1.1%、–1.7%、–2.0%、デュラグルチド0.75mg群で–1.5%であった。
PIONEER臨床試験プログラムについて
たしかに、リベルサスを服用すると副効用として体重減少が見られることがあります。
しかし、体重減少の程度には個人差があります。
また、2型糖尿病の方を対象とした臨床試験では、約1年間リベルサスを服用した場合でも、体重減少効果は0~2.9kg程度(もとの体重の5%足らず)であったと報告されています。
体重減少を望むのであれば、食生活の改善や適度な運動がおすすめです。非薬物療法は糖尿病治療の基本ですので、無理のない範囲で続けるようにしましょう。
リベルサス投与後3カ月で血液検査を行います。 この際の血液検査は保険適応とならないのでご了承ください。 3か月後の血液検査で異常が無い場合も、少なくとも半年に1回の血液検査を行います。
患者さまにご負担いただく薬剤費は、保険割合によって変わります。
例えば、3割負担の患者さまがリベルサス錠7mgを1日1回30日分処方された場合、ご負担金額は2931.3円になります(薬剤費のみの計算です)。
リベルサスの副作用について リベルサスの副作用としてよく見られるのは、嘔気やムカムカ感、腹部膨満感、便秘などの胃腸障害です。 これらの症状は、リベルサスが胃腸の動きを抑制する作用によるもので、通常、治療開始後2~3週間で自然に解消されることが多いです。
本試験において重大な又は血糖値確定症候性低血糖を発現した患者の割合は、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ2.3%(3/131例)、2.3%(3/132例)、3.1%(4/130例)であった。デュラグルチド0.75mg群での発現はみられなかった。