多くの患者さんが気にされる抗うつ剤の副作用の中で、「」があります。
心身をリラックス状態にすると、どうしても身体の代謝が低下するため、脂質などが体内に蓄積しやすくなり、体重が増えやすくなります。
副作用は比較的に少ないお薬ではありますが、ある程度は避けることができません。
は三環系の副作用を軽減したものですが、ルジオミールの方が太りやすい傾向があります。
副作用としては、月経異常、乳汁分泌、女性化乳房、錐体外路症状(歩行障害、筋強剛、嚥下障害など)、肝障害、ジストニア、ジスキネジア、高プロラクチン血症、掻痒感があります。
※抗うつ剤の副作用全体について知りたい方は、『』をお読みください。
体重増加は患者さんによっては大きなストレスとなる副作用です。患者さんを楽にしてあげるための治療なのに、それによって患者さんが辛い想いをしてしまうのでは治療の意味がありません。
心身をリラックス状態にすると、身体の代謝も低下するため、脂質などが体内に蓄積しやすくなり、体重が増えやすくなってしまうのです。
それ以外に、なかなか相談しづらいために我慢されている方が多い副作用が、
レクサプロの添付文章(薬の説明書)では、QT延長に注意するように記載されています。
副作用は、口渇、倦怠感、傾眠、便秘、めまい、頭痛、アカシジア、食欲亢進、高プロラクチン血症、口内乾燥、体重増加があります。
ですから、セロトニンが過剰に作用してしまって、副作用となるのです。
この体重の増加は、確かに副作用である可能性もゼロではありません。しかし、です。
このことから、太るかもしれないから、と薬を敬遠することは全くお勧めできません。
このため、があります。これらの副作用が疑われる場合は、服薬を中止して主治医に相談してください。
レクサプロは、効果と副作用のバランスのよさに定評のある抗うつ剤です。
そもそも、添付文書上に「体重増加」の副作用が記載されているのは、数あるSSRIのうち『パキシル(一般名:パロキセチン)』のみで、その頻度も0.2%とごく低いものです1)。
レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
副作用としては、眠気、体重増加、倦怠感、浮動性めまい、頭痛、便秘、口渇、紅斑、肝障害があります。
抗うつ薬の種類・効果効能・副作用の解説 | 国分寺 精神科 心療内科
生活習慣で改善ができる部分もあれば、副作用を和らげるお薬を使っていくこともあります。
レクサプロを呑み始めてから1年以上経ちました。今は2錠呑んでいます。とにかく、この薬を呑み始めてから、空気や水でも太るのでは?
同様に『ジェイゾロフト』にも「体重増加」の事例が報告されていますが、同時に「体重減少」も報告されています。また、研究段階ではむしろ胎児の体重を「減らす」副作用が報告されています2)。
リスクが高くなります。ミルタザピンは抗コリン作用が大きいために太りやすいです。一方でレクサプロ ..
ヒスタミンは神経伝達物質の1つです。神経伝達物質とは神経から次の神経に情報を伝えていく物質です。ヒスタミンは身体の各部位で様々な情報伝達に関わっており、一例をあげると、などといった作用を身体に及ぼします。ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こすので、アレルギー疾患(花粉症など)の治療にはヒスタミンのはたらきを抑えるお薬(抗ヒスタミン薬)が用いられています。代表的な抗ヒスタミン薬には、などがあります。花粉症でこれらのお薬を服用している方もいらっしゃるかもしれませんね。またヒスタミンが胃に存在するヒスタミン2受容体に結合すると、胃酸の分泌が促されます。胃炎や胃潰瘍などに用いられる胃薬に「H2ブロッカー」と呼ばれるお薬がありますが、これはヒスタミン2受容体(H2受容体)にヒスタミンが結合できないようにしてしまうお薬です。これによって胃酸の分泌が抑えられ、胃壁が荒れにくくなるのです。代表的なH2ブロッカーには、などがあります。こちらの名前もCMなどで聞いた事がある方もいらっしゃるでしょう。これらの他にもヒスタミンは「脳を覚醒させる」というはたらきを持っています。そのためヒスタミンをブロックすると眠気が生じます。例えば市販の睡眠改善薬の「ドリエル」はヒスタミンをブロックする作用を持ちます。このようにヒスタミンは私たちの身体の中で様々なはたらきをしており、これを利用したお薬は、多くの場面で利用されているのです。同様にヒスタミンには食欲を抑制する作用もあります。そしてリフレックスはヒスタミンのはたらきをブロックするため、食欲の抑制をはずしてしまい、食欲をあげてしまいます。これにより体重が増加しやすくなり、太りやすくなるというわけです。
レクサプロの体重への影響レクサプロは、代謝が落ちるために太りやすくなる傾向になります。レクサプロは、どちらかというと太る ..
副作用としては、悪心・嘔吐、下痢、倦怠感、眠気、頭痛、めまい、口渇、便秘、尿閉、CK上昇があります。
薬のせいにしたいだけでは?と思われる方もいるかと思いますが、太るなどの副作用は多いようです。 ..
※具体的な副作用への対処法について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。
反面、SSRIのジェイゾロフトとレクサプロは体重増加は比較的軽度です。 ..
ジェイゾロフトは向精神薬(精神に作用するお薬)の中でも、抗うつ剤の中でも、これらの作用はあまり強くありません。そのため体重増加の副作用は決して多くはありません。
太る原因は、人によってさまざまです。お薬のせいとばかり決めつけず、
SSRI服用中の体重増加に関して、薬の副作用ではなく、薬による「うつ症状」の改善効果によるものとする報告があります。
この報告では、SSRIを服用することで「うつ症状」が改善し、食欲が戻り、食べる量が増えるために体重も増える、という因果関係に結論付けています3)。
ただし、うつ症状の改善は自覚できないことも多々あります。そのため、知らず知らずのうちに食べる量が増えているために体重が増え、これをSSRIの副作用ではないかと疑ってしまうケースが少なくありません。
レクサプロという抗うつ薬を飲み始めて3年が経とうとしている。 当初 ..
副作用について正しく理解していただき、レクサプサの良い面を治療につなげていきましょう。
また、某心療内科も抗うつ薬で体重が増える理由をHPに掲載されていた。
ただでさえ病気によって辛い状態の中、謎の体重増加が起こった場合、薬の副作用を疑って薬を敬遠したくなることに無理はありません。
レクサプロで痩せる3つのケース | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」
レクサプロは、セロトニン2A受容体を刺激します。これによって深い睡眠が妨げられてしまって、睡眠が浅くなってしまいます。
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しかし、先述の通り体重増加はSSRIの副作用を疑うよりも、薬が効いて食欲が回復してきた可能性を考える方が妥当です。
病気の性質上、こうした回復傾向に対して自覚がないことも多々ありますが、「実際に体重増加として現れるくらい、薬の効果があった」と受け取ることをお勧めします。
3年前に鬱になり長いことレクサプロ飲んでました…30キロ増えました…。鬱になる前は痩せてて可愛い服着れたのに今はなんにも似合わない…
抗うつ剤といわれると強いお薬のように感じてしまう方も少なくなく、副作用についての心構えがないと、怖くなってしまってお薬を続けられなくなってしまうこともあります。
体重変化の目安として頂けると幸いです。 太る薬・痩せる薬の一覧
体重は元気になってから運動で落とすことも可能です。せっかく「効果があった」薬を中断してしまうことは、非常にもったいないことです。まずはきちんと薬を飲んで、しっかりと食事を摂って、元気になることを目標に治療を進めるようにしてください。