カッコいいことは『コブラ』で学んだ : 映画をつなげて観るブログ
この映画ではスーパーでの銃撃戦時に常温の缶ビールを飲む小シーンがあったり、スタローン演じるマリオン”コブラ”コブレッティは食に無頓着だよという設定が垣間見えます。
コブラの映画レビュー・感想・評価一覧(☆4.1 - 5.0)。( ..
豚野郎。
謎の新興団体による連続殺人事件が発生。型破りな刑事コブラは捜査に乗り出す。
ストーリーはそこまで面白くないが、捜査のためなら手段を選ばないコブラが渋くてかっこよかった。病院のシーンが完…
何がしたいかわからへん!
コブラは結局、凶悪犯なら殺すのが正義ってことなの?
あのカルト集団の目的は結局なんやったん?
リーダー的なん何者やったん?
あと、モーテルでこそこそ電話してる内通者と出…
スタローンのコブレッティ刑事 コブラ の映画レビュー・感想・評価
わあ、だ🐍がきたぞーー
まぁまぁ有名な映画だが、子供の頃は大人っぽいイメージだったから観てなくて、大人になってからは単純につまらないという評判しか聞かなかったので未見のまま数十年経ったが配信されてたので観た。しかも吹き替え付いてるので、ながら観できる、字幕なら観てなかった。
結論言うと、つまらないという世間の評判を数十年聞いててハードルが地面の位置まで下がりきった状態で良いところばかり探す加点方式で観たせいか「言われてたほど、つまらなくないじゃん」と感じて楽しかった。
とはいえ『ロッキー』『』『エクスペンダブルズ』とかの多くの人に勧められるスタ氏のシリーズものとは違い、後世に残るようなものはない凡作といった感じ。あくまで「スタローン好きな人」または「80年代カのカッコいいところや治安の悪さ」が観たい人……具体的に言うと『・』みたいなノリが観たいという限られた一部の人のみが楽しめる作品と言える。ここ数年のカ映画やドラマやゲームは80年代オマージュが流行ってるよね、……具体的に言うとピンク&ブルーの照明がやたらギラギラしててBGMに80s懐メロやSynthwaveが流れ、そして夜道やドアの向こうから大量のスモークが溢れてたり……そーいうノリ。確かに安上がりでカッコいいからSFとかでやりたがる理由もわかる。90年代に20代を過ごした僕としては80年代オマージュより90年代オマージュもっと増やして欲しいのだが滅多にない、あんまりカッコよくないからかな、だが80年代も99%はクソダサかったが……今の80年代オマージュって残り1%の上澄みですよね。
一応書いとくと早い段階からネタバレあり、だがこの映画のネタバレ気になるか?気になる人いたら……頭どうかしてるぞ?
ピザが本格的に食べられるようになるのは第2次世界大戦後。イタリア半島に駐留した連合軍の帰還兵がピザを食べ始めた他、フランク・シナトラやジョー・ディマジオといったイタリア系のスターたちもその宣伝に一役買ったらしい。『ドゥ・ザ・ライト・シング』の舞台、ニューヨークのブルックリンは民族的多様性に富んだ地域で、イタリア系も多いがアフリカ系も多い。主人公の黒人青年ムーキーはイタリア系のサルが経営するピザ屋で働いているが、壁に掛けている写真がシナトラやデ・ニーロなどイタリア系のスターばかりだと怒り出し、「黒人の偉人の写真も飾れ」と絡み始めるのが何とも面白おかしい。
年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画コブラ レビュー
さて、実際のところアメリカにおいてピザを広く宣伝した人は誰だったのか。ピザがアメリカに伝わったのが19世紀後半。イタリア移民の多かったシカゴやニューヨーク、フィラデルフィアあたりの東部を中心に広まったのが始まりだとか。コネチカットのニューヘイブンもイタリア系移民が多く、そのルーツのひとつとされている。ピザ映画の大傑作『ミスティック・ピザ』はコネチカット州の田舎町にあるピザハウスで働く3人の女の子たちを描いたラブコメディ。その一人キットは、ニューヘイブンにある名門エール大学に通っている優等生。ちなみにこのエール大学の学生が、「フリスビー」という会社のパイ皿を投げて遊んだのがフライングディスクの始まり、ってのも嘘のような本当の話。
この映画で主人公が物置に隠れたE.T.を「ハーシーズ」のピーナツバターチョコレートで誘い出す有名なシーン、これは映画コンテンツ内に商品を登場させて宣伝する「プロダクト・プレイスメント」(以下PP)と呼ばれる広告手法だ。このハリウッド映画の常套テクニックをパロディにし、皮肉な笑いに変えたのが『ウェインズ・ワールド』。テレビプロデューサーにうるさく契約について言われるウェインが、ピザをつまみながら「俺はどんなスポンサーにも媚びないぜ!」と言いつつ宅配ピザの箱を画面に向け、カメラ目線でにっこり笑う。露骨なPP手法を揶揄したギャグだが、これも実際『ピザハット』のPPなのだから恐るべし。
『コブラ会』シーズン3、続編開始当初の面白さを失った残念な三作目
見たことあるはずだ、ハリウッド映画で登場人物が冷蔵庫の中から食べ残しのピザを取り出して食べるシーンを。子供の頃、「え、チンしないの? アメリカ人はズボラだねえ」と思ったものだが、その極めつきがシルヴェスター・スタローン主演の迷(?)作『コブラ』の中で、帰宅したコブラ氏が冷蔵庫からピザを取り出し、黒革の手袋も脱がずにピザをハサミで切って食べるシーン。ワイルドすぎ! シビレたね。冷えたピザじゃなけりゃあハサミでは切れないだろう。
数年前、ディズニーが版権を取得してアメリカ版の『ドラえもん』が放映されるというニュースが流れたとき、「北米版ドラえもんの好物はピザ!」とあるのを見て、「なんかそれは、ちょっと……違うんじゃないか?」と思った人は筆者だけではないだろう。まあそれは実際デマだったのだが(結局、どら焼きはそのままで「Yummy Buns」と名付けられた。なんじゃいそりゃ)、ともかくアメリカ人にとってのピザは日本人にとってのどら焼きとだいぶ違うことは間違いないが、じゃあ何だ、と言われるとなかなか困る。
ピザをハサミで少し切って温めずに食べています。仕事が忙しくて食生活が ..
そんな『コブラ』。ロッキー、ランボーという2大アイコンに続く名キャラクターとして、マリオン・コブレッティを世界に送り出そうという、そんな目論見が当時のスタローンにはあったはずだ。異常に気合の入ったコブレッティ刑事の造形を見れば見るほど、そう思わずにはいられない。しかしその後何年待てど暮らせど、『コブラ2』が映画館にやって来ることは遂になかった。何とも寂しい限りではある。
『コブラ』(1986)/初めて観たけど80年代ってもはや時代劇だな
軽妙洒脱なコメディ・アクションとして書かれていた脚本に、当時飛ぶ鳥を落とす勢いであったスタローンが次々にアイディアを投入。コメディ色は極限まで薄められ、代わりにバイオレンス・アクション要素が注入されていった。主人公の名前がマリオン・コブレッティと変更されたあたりで「これはもはや『ビバリーヒルズ・コップ』とは完全に別物なのではないか……」と悟った製作側がスタローンにお引き取りを願う。かくして『コブラ』に姿を変えた脚本が宙に浮くこととなり、そこへ堂々名乗りを挙げたのがキャノン・フィルムズなのであった。ことの成り行きによっては、いま我々が観ている『ビバリーヒルズ・コップ』も、そして『コブラ』も存在しなかったのかもしれない。映画史にはかくも数奇な巡り合わせがあるものだ。
コブラは銃の手入れしながら食いかけのピザを食う。一切れだけ残っ ..
と相棒は、ナイトスラッシャーに命を狙われている美人モデルのイングリット()を警護する、そしては最終的には勿論ナイトスラッシャーと対峙して皆殺しにする……。
この「ナイトスラッシャー」というのはハッキリ言って只の狂人で背景は無い。下水で斧を打ち鳴らして奇声をあげ地上に出ては女子供を殺す活動をしている……ただの狂人殺人集団でしかない。こんなヒャッハー的な奴らが普段何してるのか気になるよね。本作では彼らが普段何をして寛いでるかというと集まって輪になって斧を打ち鳴らしたり、オイルを塗った身体にタンクトップ着て目をひん剥いてヨダレを垂らしながら歯を食いしばって鏡で自分を見つめて笑っている。とても寝転んで読書したりする時間があるとは思えない。ゾンビやジェイソンみたいなキャラでも代替可能な只のモンスター。ただ悪い奴というキャターを与えられ正義のスタローンにブッ殺されて死ぬだけの存在なので何も考える余地がない。しいて言うなら当時の治安の悪さを擬人化した存在と言えるか。
昔の敵といえば、こういうピュアイーヴィルが多かったよね。「僕たちの正義のヒーロー」がブッ殺しても問題にならない塩梅の悪い奴。最近、この「いくらブッ殺しても問題ない」純粋悪としてはとゾンビが定番だね。
と激突するナイトスラッシャーのリーダーは『』の幻影旅団・団長が持つベンズナイフみたいな変なナイフを持ってるので出てくるたびに「ベンズナイフみたいな変なナイフ!」と思った。俺じゃなくても見逃さないナイフだ。
映画好きなら……いや、映画好きじゃなくても、ここ数年の時代の流れが異常に早いのはわかると思いますが古い本作を観てると、その時代の流れを凄く体感させられて、それがまた面白かったですね。
主人公は「小うるさい手続きを省いて悪を討って市民を護る正義のヒーロー」として描かれてるけど、今観ると狂人にしか見えないのが面白い。勿論は「悪い奴を倒す」「罪なき力なき者を護る」「良い奴」なので正義のヒーローには違いないんですけど、それはあくまでも本作を作ったスタローンがそう作って、観客である我々はそれを知ってるからヒーローだと認識できてるだけで現実に照らし合わせて第目線から見ると、もまた「何か、あいつら凶悪犯な気がする!ブッ殺そう!」という狂人に見える、それが面白かった。冒頭のスーパーマーケットで罪なき市民を殺して「俺は世界の救世主だ!」と絶叫してた狂った強盗や幻影旅団みたいなナイフで女をころしまくるナイトスラッシャー、本作のヒーローである主人公は、客観的には区別がつかない。
本作ラスト、は嫌味を何度か言ってきてたモンテ警部をブン殴ってスッキリとハッピーエンドを迎える。
モンテ警部は悪そうな顔で嫌味な喋り方してたってだけで言うことは正論だったので、それをがブン殴って終わりというのも時代を感じた。わずか数十年経っただけで異星の話みたいに見える、それが今の地球の面白さかもしれん。スタ氏は映画界のアップデートを常にチェックしてるから本作『』の続編を数十年ぶりに作ったらどうなるんだろう?と気になった。の吹き替えで「今は昔ほど単純じゃねえ」と、凶悪犯の証拠隠滅に苦労しながら辞職覚悟で敵を討ちに行く内容になりだな、というか『』か……。タレ目サングラスと爪楊枝は維持しててほしい、『 ラストブラッド』はがロン毛を切ったのが不満だった。
ナイトスラッシャーに命を狙われる本作のヒロイン、美人モデルを演じるは『ロッキー4/炎の友情』(1985)のドラゴ夫人役でスタ氏と出会って結婚、本作では劇中でも恋人同士を演じた。だが只でさえ無茶苦茶なハリウッドセレブ、その30年前なのでブリジット氏は結婚生活中に浮気しまくって離婚。気まずい数十年が流れ、僕も『ロッキー4』や本作が見辛くなってたが、スタ氏は『 炎の宿敵』(2018)で別れた妻ブリジット氏を、『ロッキー4/炎の友情』と同じドラゴ元夫人役で出演させた。おかげでブリジット氏が出演した『ロッキー4』や本作を観ても気まずくなくなった。このスタ氏の器の広さは世界を明るくする。できる限りスタ氏のようにスカッと過ごして世の中を明るくすべきだ。どう生きても死ぬのならスカッと生きて死ぬ方がいい。そうだろう?
……と無理やりまとめてみたが本作同様に今回の感想が我ながら空虚すぎてやばい。
誰か俺を「治療」してくれ。
ピザの食べ方はこれで学んだ。『コブラ』(86年ジョルジ・パン・コスマトス)犯罪都市ロサンジェルス。「未来は俺たちのものだ、ブタどもを殺せ!
LAで狂信集団“ナイト・スラッシャー”による殺人事件が続発。事件を追うLA市警のコブレッティ刑事は、毒蛇のような執念から“コブラ”の通称で呼ばれていた。彼は、殺人現場を目撃してナイト・スラッシャーに命を狙われているモデルのイングリッドと出会い、彼女の警護を務めることになる。
自宅にたどり着いたコブラは、冷蔵庫から冷めたピザを取り出し、ハサミでカット。 手袋をしたまま頬張り、銃の手入れを始める。 ..
本作の製作はキャノン・フィルムズ。チャック・ノリスやショー・コスギ、またはチャールズ・ブロンソンらが主演のアクション映画を量産、80年代に世界中で荒稼ぎした映画会社だ。同社の総帥メナヘム・ゴーランは後にスタローン主演の名作『オーバー・ザ・トップ』(1987年)を自ら監督しているが、両者の合体はこの『コブラ』が最初だった。もともとはパラマウント映画で製作が予定されていたが、その時点での物語は完成作とだいぶ異なっており、荒っぽい刑事がビバリーヒルズの瀟洒な住宅地で大暴れするという物語だった。そう、1984年のエディ・マーフィ主演『ビバリーヒルズ・コップ』は、本来スタローン主演で製作が進んでいた案件だったのである。
コブラのスタローンがピザ切ってるのに使ってるハサミが裁ちばさみという事実に今更気付いて自分の中のスタローンハードボイル度が上がりました.
マリオン・コブレッティ、通称コブラの造形について思わず長々と書いてしまった。だが本作の見どころはそんな主人公のキャラクター性にこそある。あるいはそれ以上のものは特にない、と言ってしまってもいいのかもしれない。当時アクション俳優として完全に乗りに乗っていたシルヴェスター・スタローンその人が、やりたい放題をやり切った作品。『ランボー/怒りの脱出』、『ロッキー4/炎の友情』(ともに1985年)という超特大ヒット作を送り出した直後だからこそできた、『コブラ』はスターのスターによる、スターのための映画なのだ。
ヴィンテージオリジナル 1980 年代 シルベスター スタローン ..
今日の午後のロードショーは、
「コブラ COBRA」
【監督】ジョージ・P・コスマトス
【主演】シルベスター・スタローン ブリジット・ニールセン
1986
COBRA(1986) / 気になる映画の中のガン! : Pekos Gun Box
そして『コブラ』といえばこの銃、フィンランド製のヤティ・マチック(レーザーサイト付き)である。映画へ本格的に登場したのはおそらくこれが初めてというこのサブマシンガン、1986年の公開当時は日本でもいきなりトイガンが発売されたりして、にわかに一斉を風靡した。そんなコブラが、ひとたび事件が起きるや黒い50年型フォード・マーキュリーを駆って事件現場に急行。「貴様は病気だ。俺が特効薬さ」との決め台詞を吐いて、悪党を処刑するのである。
Sylvester Stallones way of eating pizza | Cobra (1986) : r/badMovies
コブラは武装にもひとかたならぬこだわりを見せる。ジーンズに無造作にブチ込まれたコルト・ゴールドカップ・ナショナルマッチ45口径(象牙のグリップにキングコブラの彫刻入り)。冷蔵庫から取り出した昨夜の残り物のピザを冷たいまま噛りつつ、やはりなぜか冷蔵庫の卵ケースに入れて保存していた整備道具でもって、朝っぱらからこの愛銃を手入れする場面は映画史に残る朝食シーンであるといえる。