なるのは眠気や倦怠感などの副作用です。 抗ヒスタミン薬には現在 ..


総合風邪薬の中に含まれる抗ヒスタミン薬や咳止めの薬の一部で便秘になる可能性があります

抗ヒスタミン薬はアレルギーの原因となるヒスタミンの作用を抑えることでアレルギー症状をよくしますが、その副作用で便秘が起こる可能性があります。

また咳止めの、コデイン(コデインリン酸塩水和物又はジヒドロコデインリン酸塩)を含むかぜ薬は便秘をおこすことがあります。

便秘がひどいようでしたら医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。


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風邪薬で便秘になることがあるって聞いたことありますか?

実は総合風邪薬の中には副作用として便秘になる可能性をもつものがあるそうです。

便秘が気になる人に気を付けていただきたいポイントを、薬剤師の成田 理恵(なりた りえ)さんに伺いました。

抗ヒスタミン薬でも副作用は今かなり少ないものが出ているので、そちらを選んでいただくことで便秘になることをだいぶ避けることができます。

市販薬として購入できる第二世代の抗ヒスタミン薬のアレグラなどはほぼ起こりません。

鼻炎症状を抑える花粉症の薬が全部便秘になるというわけではありません。

本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。 副作用


市販されている風邪薬は、色んな成分が混ざって配合されているものが多いので、便秘が気になる方は、「すべての風邪症状に効く」というものではなく、成分をみて副作用の少ないものを選んでいただければと思います。

風邪薬として服用される方の多い、葛根湯や麦門冬湯、桂枝湯などの漢方薬は便秘の副作用は起こりません

鼻の症状に効く薬としても漢方薬の小青竜湯は便秘の副作用なく使えます

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医療用では、ヒスタミン以外の受容体に作用する抗アレルギー薬があります。

ロイコトリエン受容体拮抗薬、トロンボキサンA2受容体拮抗薬などが、鼻アレルギーの治療薬として使用されますから、市販薬の第二世代の抗ヒスタミン薬で十分な効果が得られなかったときは、医療機関を受診し相談してください。

また抗ヒスタミンの成分が入っているものでも、点鼻薬など症状が出ている局所だけに効くお薬を選んでもいいのかと思います。

また、もしも、お薬の副作用で一時的に便秘になってしまったら、まずは原因となるお薬を中止し水分をこまめにとり、食物繊維の多い食品を摂取し、整腸剤を服用するといいでしょう。酷いようであれば下剤検討ください。

その際に選ぶ整腸剤は市販では種類も限られていますので、試してみて自分の体に合う薬を飲むのが一番かと思います。

食事療法もそうですが自分の体にあうものが一番です。人によって効く効かないというのは割と多くあります。

乳酸菌、酪酸菌、ビフィズス菌などありますので、菌を変えて試してみるといいかと思います。

配合剤を病院などで処方してもらうこともできますので、医師に相談をしてちょっと種類を変えてみるなどいいかと思います。

あまり今飲んでいる整腸剤が効かないなという場合は、こちらも薬剤師や医師に変更する相談をするということはおすすめです。

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お薬は同じ症状に対しても漢方薬や点鼻薬など色んな種類が選ぶことができるんですね。

とりあえず、で選ぶのではなく、お困りの症状がある場合は薬剤師や、かかりつけの医師に相談して、自分の状態にあったお薬を選ぶようにしましょう。

「大建中湯」は寒証腹痛に対する薬です。その作用を具体的に見ていきましょう。


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便秘には、直腸性や弛緩性などという分類がありますが、私は患者さんにはそう言った医学用語は使いません。「どんな間隔で便が出るのか」「そこまで来ているのに出ないのか」「硬いのか軟らかいのか」などといった症状をもとに、アドバイスするようにしています。硬い便なら「しっかり水分摂ってね」、腸が動いていないなら「運動してね」など、わかりやすい表現を使って説明します。
便秘の治療で大事なのは、やはり生活習慣の改善です。まず早寝早起きをお勧めしています。ヒトは小腸からセロトニンと呼ばれる幸せホルモンを出しますが、朝日を浴びることで分泌が促進されます。朝日を浴びて「今日も一日がんばるぞ!」となると、腸も元気に活動するようになるのです。
実は便秘ではないのに「自分は便秘だ」と思い込み、薬を常用している方も少なくありません。毎日便が出ないのは便秘ではありません。毎日同じ時間に便が出るのは理想ですが、2、3日に1回でもスッキリと残便感なく便が出ていればOKです。当院にも「市販の便秘薬をやめたい」と来院される患者さんがいます。中には便秘薬の飲みすぎで下痢を起こしている方もいます。下痢なので残便感もあるし、おしりも荒れています。そんな方には、生活習慣を改善するようお話し、市販薬を止め、続けても大丈夫な内服薬に変えるようお話します。しかし、止めてすぐ便秘が治るわけではないので、3日間やってだめならこれまでの薬を1回飲むように勧めたりして、「前より出るようになったね」と患者さんと一緒に喜び合います。「自分もやればできるんだ」という自信を持つことが大切です。